音読〜シャドーイング

HSKなどの試験を受けるにあたって、読む速度が遅いと、じっくり読めば分かるのに時間が足りず残念な思いをすることになります。読む速度の向上に取り組むまなければなりません。いろんな手法を試してみましたが、やはり音読・速読の練習に勝るものはないようです。自分が読める速度がイコール聞き取れる速度だともいます。私がリスニングが弱いのは読む速度が遅いのが原因の一つだと思います。私は音読練習があまり好きではなく、先生の指示で仕方なく読む程度でした。下手な発音で詰まりながら読むのは我ながらカッコ悪いしドッと疲れるからです。しかしこのままでは進歩がないと、意を決して音読・速読練習に取り組みました。

音読熟練者の方々に薦めて頂いて、私が使って良かったと思うのが「聴読中国語」(東進ブックス、津田量 著)です。豊富な文例に日本語訳が付いていて読み物としても面白いです。これを毎日朝夜何度も音読されているツワモノもいます。

聴読中国語 (東進ブックス)

そしてシャドーイング、通訳さんが練習する手法です。音声を流して数語後から追いかけて同じスピードで声に出して読んでいきます。最初はところどころ止めてテキストを読みながら、慣れてくると止めずにテキストなしで音声だけでついていきます。教材としてお薦めなのは「通訳メソッドを応用した中国語短文会話800」です。これは英語通訳養成で使われていたシャドーイングの技法を中国語に応用した最初のテキストで、よく使われる中国語表現が選ばれていて、CDは会話の場面にマッチした感情豊かな朗読です。シャドーイング教材として最適だと思います。

通訳メソッドを応用した中国語短文会話800

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