Global人材の活用

海外に出て活躍する日本人はたくさんいます。日本に来る外国人も増えてきています。特に中国人は日本の大企業にも多く採用されて活躍されています。彼らはは日本語が極めて堪能で同期入社の日本人と同じく頑張っています。しかしある中国人スタッフから「当社は外国人スタッフを上手く活用できていないのではないか?」と問題提起を受けました。

企業は採用時には中国人なら中国ビジネスの将来の重要性を考慮して中国人を採用するのが通常だと思います。しかし実際に業務部門に配属されたら当初の狙いは置いておかれ、日本人と同じ研修を受け、同じ業務を与えられ、同じ昇進ルートを進んでいくことが多いです。

問題提起をしてくれた中国人スタッフは日本語が堪能で同期の日本人と肩を並べて競っていて、私はそこに全く違和感を感じていませんでした。しかし彼女から「私が日本人と同じ土俵で勝負してもコミュニケーション力が劣るので勝ち目はないし、中国人としてのアドバンテージを全く発揮できない。実は同じ悩みを感じている外国人スタッフはたくさんいる」と指摘を受けました。

特に大きな企業では同じような問題を内包しているのではないかと思います。その結果、せっかく採用した固有の才能を持つ人材を流出させているかもしれません。

彼女の指摘を受けて、改めて適材適所、Global人材の育成と活用について考えさせられました。

コロナ休暇でマスターする中国語

コロナの感染拡大が収まらない中、オンライン授業やリモートワークが広がっています。私は会社員で時々リモートワークをやりますが、仕事の効率はともかくとして、通勤時間がないことで自由に使える時間が増えることはとても良いことだと思います。最初の頃は通勤時より遅めに起きて優雅な気持ちになったりしていましたが、やはりこの時間は自己啓発など有益に使うべきだと思い直しています。

コロナ休校中の2ヶ月で中国語をマスターしたスーパー中学生のニュースを見て驚ました。(TBS NEWS 2020年8月24日放送) ニュースの冒頭で彼女が中国語で話すのですが四声拼音がほぼ完璧で、いきなり負けた!という感じでした。彼女は小4で英検1級に合格したり小6で数検準1級に合格したりとスーパー少女なのですが、生まれ持った才能もさることながら夢に向かってひたむきに努力しているそうです。大人も負けてはいられません。

リモートワークのメリットを最大化すべく、時間を有効に使い自己啓発に取り組みましょう。中国語をやる人は定期的に集中的に学習するチャンスです。頑張りましょう。