はじめに

皆さんこんにちは。私は中国で生活している日本の会社員です。せっかく中国で過ごすのだから中国語を習得してみようと思い立って学習を始めて約10年、ようやく簡単なコミュニケーションができるようになりました。2年前にはHSK6級を受験し6割程度を得点できました。語学留学に来ている方には1年か2年で今の私くらいのレベルに達する優秀な人もいらっしゃいますが、自分は自分のペースで楽しみながら進められればいいと思っています。

このブログでは私のように中国語を仕事の合間に勉強されるような方に参考になりそうな私自身や知人の学習経験を、失敗談も含めて発信していきます。読者の皆様が中国語学習を楽しむ手助けをするのがこのブログの目的です。一方で、自分で発信することを改めて振り返りや調査をすることで私自身の中国語能力を向上することも狙いの一つです。

私は中国との付き合いは15年ほどになります。当初は出張ベースで仕事をしていましたが、当時の中国人の仕事のいい加減さやマナーの悪さが嫌で嫌で、中国語学習どころか中国関連の仕事から早く離れたくて仕方がありませんでした。でも逃げれば逃げるほど追っかけてくるのは世の常、とにかく早く終わらせようと頑張ったのが災いしたのか、周囲からの信頼が妙に高まり要職に就くことになってしまいました。そして遂に第一回目となる二年間の出向を命じられました。こうなってしまったらもう仕方がありません。クビを覚悟で狂ったふりでもしない限り任期中は嫌でも中国に住むことになります。どうせ二年間は帰れないのならプライベートの時間は有り余っていることだし、中国語でも勉強してみようか、と思ったのが私の偽らざる中国語学習の最初の一歩です。そんな消極的な理由で学習を始めた訳ですが、そんな姿が中国業務への積極的な姿勢に見えるのか、業務の節目ごとに何とか中国から離れたと思ってもすぐに中国業務に引き戻されて今に至る、という状況です。

中国語学習自体も「楽しくてたまらない!」ということではなく「自分で決めたことなのだから頑張ろう」という感じで、そのモチベーションを保つためにタイトルの「楽しく学ぶ工夫」をいつも考えながらなんとか進めている状態です。過ごしている環境上、周囲に同じように中国語を学習している人もおられますが、私のように「なんとか」学習を継続している人が非常に多いです。これを読まれる方の中にもそんな方がいらっしゃると思います。皆様の成功&失敗体験もご紹介頂き、互いが気付きを得られる場にできたらと思いますので、よろしくお願いします。

齐齐哈尔,哈尔滨,长春,四平,吉林,延辺(长白山),沈阳,大连,旅顺,北京,天津,石家庄,烟台,泰安(泰山),兴化,扬州,上海,苏州,镇江,南京,合肥,黄山、嘉兴(西塘),杭州(西湖),重庆,成都,桂林,广州,香港,海口 ←私が行ったことがある中国の街です。台湾にも行っています。

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