超微妙に違う漢字に注意

日本の略体字と中国の簡体字では漢字が異なります。一眼見て違いが分かるものは意識して覚えれば良いのですが、問題は超微妙に違う漢字です。一眼見て違いに気付かず、知っている文字だと思い込んでそのまま日本の漢字を使い続けてしまうリスクがあります。

微妙に違う漢字としては愛とか徳など。爱と德です。中が違う字だったり線が一本多かったり。しかしこのレベルならパッと見てなんとなく違和感を感じて見直す可能性が高いと思います。

問題は超微妙に違うものです。歩とか毎とか。それぞれ步、每です。骨も上部が違います。このレベルになるとパッと見て気付かず流してしまう可能性があります。特に老眼の人にとっては罰ゲームみたいなもので、虫眼鏡か何かを使わないと見えません。近年文字を手書きすることはほとんどなくなったから覚えなくてよいと開き直っても良いのですが、HSKを受ける人にとっては作文があるのでやはり覚えなければなりません。中国語の先生に「そんな細かいところは減点の対象にならないのでは?」と聞いてみたのですが、その先生は「減点されるのできちんと覚えるように」ということでした。

潔く諦めて虫眼鏡片手に頑張りましょう。

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