以前は英語を学んだ中国人が外国人に英語で話すと、Did you eat breakfast吗?などと文末に中国語が混ざったりして、Chinglishだとからかわれていたものです。しかし最近では中国語と英語を混ぜた表現が流行り言葉として現れてきました。
元々中国人は、外来語を表音表意いずれかの方法で中国語的に取り入れてきました。しかし近年の経済発展やグローバル交流の増加に伴って外来語が大量に入ってきて、中国語変換を諦めて?英語のまま使ったり、面白がって混ぜて使ってみたりすることが増えてきました。
「打call」応援するという意味で、例えば好きなアイドルを応援するために一斉に叫んだりするコールのことを指します。これは日本のライブ文化から来ているようです。我给你打call などのように使われています。
「out了」時代に遅れていることを指すそうです。你非常out了。「p图」写真を加工修正することだそうで女性たちがよく使っているようです。
「〜ing」日本語的に言えば「〜なう」です。「幸福ing」「伤心ing」のように使っています。面白いのが「养眼ing」イケメンや美女を見て目の保養中ということだそうです。「fighting!」などと、英語は英語ですが、実は勝手に自分たちの用語に変えてしまっているのでは?と思われるものにも出くわします。
私のお気に入りが「母胎solo」、生まれてこの方彼氏/彼女なしという意味だそうです。母胎からというのに恐れ入りました。
恐らくHSKなどの試験には何の役にも立たないと思いますが、チャットなどで交流する際に楽しく使えます。これらもどんどんこういった愉快な新語が出てくると思いますので、楽しみにしています。