近年中国でも若者の流行言葉が増えて、微信のチャット等で使われているのを見ると面白いです。ただ、外国人が使用するのはかなり難しく、場合によっては不快な印象を与える懸念があるので、一般の中国語を使う方が感じが良いのではないかと思います。
「不要→表」「好的→好滴」「过奖→果酱」「超级开心→炒鸡开心」「没有→木有」等々、面白いというか可愛いというか、微笑ましい気持ちになります。ただ、これらはあくまで流行言葉なので、いくつか残るものはあったとしても変わっていったりなくなったりするものが多い筈です。外国人は中国に永住する人でない限り、流行言葉をずっと追いかけられる訳ではないので、いつの日か「なにそれ?」となってしまいます。実際上記の言葉も今ではやや古いそうで、使っていると年齢がばれてしまう類のものだそうです。
また、十分にニュアンスが分からない外国人が流行言葉を使うと異様な感じになってしまうことがあると思います。日本にいる外国人が場にそぐわない流行言葉をいきなり発したらどういう感じか、想像したら分かると思います。女子高生が使うような流行言葉をしゃべって得意気な外国人と、苦笑いの日本人、想像するだけで息苦しい場面です。
外国人としては、流行言葉は聞いて楽しむだけに止め、汎用語の習得・研鑽に努めましょう。