中国語と日本語で漢字の意味が違ったり、意味が同じでもニュアンスの違いで使い方が難しかったりする言葉には注意が必要です。一方で、調べてみると日本的ニュアンスでそのまま置き換えて使える言葉も結構あるようです。
「大丈夫?」は「没事吧」、「また今度」は「改天吧」、「やめておくよ」は「算了吧」、「結構です」は「不用了」、「本当?」は「真的啊」、「まさか」は「不会把」などなど。
中でも個人的に「これは使える!」と感動したのは「有点那个」です。日本語の「ちょっとアレだから」の意味でそのまま使えます。
面白いと思ったのが「完了」です。動詞と合せて動作が完了したことを表す他、単独で使ったら文字通り「終わった」と使えます。よく失敗したりした際に「あー終わった終わった!」と言いますが、中国語では「完了完了完了」で置き換えられます。
何事もストレートに表現することが多いお国柄なので、間接表現が多い日本語との類似点は多くはないですが、いくつかはあります。日本人には使い易い表現なので、たくさん発掘して覚えていきたいものです。