中国人の友人がいる人は一緒にお酒を飲みに行ってみましょう。意外にも会話がはずんで自信がつくことがあります。お酒を飲むと緊張がほぐれて警戒心や羞恥心が抑えられるので自分が知っている言葉がうろ覚えのものも含めてペラペラ口から出てくるようになります。相手の方も交流をしに来てますから能動的に聞き取ろうとし、そして分かる言葉で話そうとしてくれます。その二つの条件が揃ったらビックリするほど会話がはずみます。私の友人も酔ったら中国語をベラベラ喋り出して周囲を驚かせる人がいます。ぜひ試してみて頂きたいです。
注意点は三つあります。
まず一つ目は少人数でやること。人数が多いと他の人とも会話をしないといけないので相手は貴方一人にかまっている訳にはいかなくなります。そうなると上記の二つの条件が揃い難く盛り上がりに欠けることになります。親しい仲間うち三名か四名くらいがお勧めです。
二つ目の注意点は相手として日本語ができない人を選ぶこと。日本語ができる人の場合、相手もこちらと同じように日本語を話す機会が欲しいと思っている筈で、イニシアチブを取って日本語で話そうとします。こうなると相手の日本語練習の場になってしまい、貴方がポツポツと中国語を話しても日本語で返され続けて結局日本語だけになってしまいます。まあ飲み会としてはそれも楽しくていいかもしれませんが。
三つ目の注意点はしっかり酔って且つ記憶を保つこと。羞恥心がなくなり堰を切ったように話し出すのはかなりお酒が入ってからです。そうなるともうベラベラ喋っちゃいます。ただ問題は飲み過ぎて何をどう喋ったか覚えていない状態になること。そうなると何か楽しくたくさん話したなあという記憶だけ残って、肝心の中国語のやり取りは頭に残りません。大変難しいことではありますが、しっかり酔う、しかし記憶はしっかり保つよう頑張って下さい。
私はもちろん、大いに飲んで大いに喋ってほとんど覚えていないというタイプです。もう少し自分をコントロールできるよう頑張らなければ。