簡単な文章が書けるようになったら微信やメールで中国語を使うことをお勧めします。言語はコミュニケーションツール、ゼロから積み重ねてきた努力がようやく実践で活用できるレベルに到達です。まずは微信のチャットが単語や短文で気軽に開始できるので良いと思います。覚えた言葉を少しずつ織り交ぜながら中国人とチャットをするのは楽しいものです。この段階で発信することには特に注意点はないですが、返信でもらったネイティブの文章や表現が参考になるので、覚えて自分でも使ってみるのが面白いでしょう。参考になる表現はコピーしてストックしておくことをお勧めします。次にもう少し長い文章を作成するメール。文法や単語の用法に気を付けながら文章を作成して発信します。微信よりレベルが高く深いコミュニケーションをするので難度が高いですが、その分達成感があります。ただ問題は正しい文章ができているのかどうか分からないことです。文章表現が多少おかしくてもネイティブには何が言いたいか分かるので、相手への気遣いもあり間違いの指摘はしないのが一般的です。我々日本人が、外国人が頑張って使った日本語が間違っていても意味が分かれば間違いはあまり指摘しないのと同じです。この状態では中国語(みたいなもの)を我流で書いているだけで進歩しません。なので、常に自分の文章はおかしいかもしれないということを前提に、間違いがあったら指摘してくれるようにお願いしておくことが大切です。コミュニケーションする全員にお願いするのは非効率ですから、一人で良いので親しい人に、たまにチェックをお願いすることをお勧めします。
私は中国人との仕事でのメールでは基本的に中国語を使っていますが、恥ずかしながら間違いだらけです。また、返信が遠慮なく高度な中国語で来るので解読して返信するのに時間がかかります。周囲に多大なる迷惑をかけていることを自覚しつつ、誰かに止めろとたしなめられるまではしつこく続けるつもりです。