HSK6級の语病题を克服する(★★★)

HSK6級の阅读のパートで最も難しいのが、一番最初の「语病题分类解析」だと思います。これは外国人には本当に難しく、中国人でもサラッと読んだだけでは間違いに気付かない場合もあるようです。多くの人が6級で高得点を狙うために、ここは最初から捨てて他に時間を使うと言います。後半の長文読解は、漢字を読むのが得意な日本人は時間さえかければほとんど正解できるので、そちらを優先するのが得策なのは間違いありません。私も前回受けた時はそうしました。ただ、せっかく学習しているのにいつまでもできないというのは残念なので、本格的に取り組んでみることにしました。

四つの短文から一つの間違い文を探し出す、これが10問あります。全体の時間配分を考えるとこのパートは10分足らずで終える必要があります。つまり、文法を理解することと速く読めることが求められます。速く読むことについては別途紹介するとして、ここでは文法について紹介します。

先生がいいテキストを紹介してくれました。それによると出題される間違い文にはパターンがあり、6つに分類されます。①主に主語や述語等の必要な言葉が欠けている「成分缺失」、②主語と述語、或いは動詞と目的語が合っていない「 搭配不当 」、③同じ意味の言葉などを重複して使っている「词语重复使用」、④前後の文章が繋がっているかに見えて構文を成していない「句式杂糅」、⑤形容詞や副詞の位置が間違っている「语序不当」、⑥用語の使い方が間違っている「词语使用错误」です。更に6パターンそれぞれに対して典型的な間違い例があり、それを整理して覚えて網羅性を高めていくことで、少しずつですが時間をかけてじっくりと読めば確信を持って回答できるようになってきました。

ここで得点できる人はやはり同じように学習されているのはないかと思います。せっかく学習しているのですから、ここもしっかり解けるようになって達成感を味わいたいものです。

以下、私が紹介してもらった参考書とは違いますが、5級と6級の模試集を掲載しておきます。ご参考まで。

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