通勤中にラジオを聞いてみる(★★★)

単なる聞き流しでは聞けるようにはならないと思いますが、意味がある音の場合は少しずつ蓄積すると思います。例えば通勤車両の中で聞くラジオ放送は、天気予報やローカルニュース、好きな音楽など、身近で興味を惹かれるものがあります。興味を持って聞ける内容だと記憶に残ります。それをネタに運転手さんと話をするなどすれば定着効果は高まります。私が最近気に入っているのが電話で子供の悩み事に答えるコーナーで、先日は小学低学年くらいの女の子の「为什么我要去学校?」という質問に大人があの手この手で懸命に答えていました。どこの国でも同じようなことを考えるものだなと微笑ましい気持ちになりました。

通勤ラジオ学習は気分が乗らない時は聞かずに寝てても良いので、私としてはお気に入りの方法です。

ただ、私について言えば、しっかりと理解できるのは未だに天気予報とごく簡単な会話くらいで、これは10年前からあまり進歩していないのが悲しいところです。中国語を勉強し始めた頃に会ったある熟練者に「どうしたらあなたのように聞き取れるようになるのですか?」と尋ねたところ「慣れだよ慣れ。ある日突然ポンっと耳栓が抜けたかのように聞き取れるようになるんだよ。心配いらないよ」と言ってくれました。「私の耳栓はいまだに抜けないのですが本当に大丈夫なのでしょうか???」とあの方に問いたい気分です。こういうことを考え出すと挫折感に苛まれてモチベーションを下げてしまうので要注意です。気楽にやりましょう。

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