やる気になるには基本的な欲求に合ったものにリンクさせると効果的です。一般に人間の三大欲求のうち最も強いと思われる食欲と中国語学習をリンクさせると効果があると思います。実際、食い道楽の人は食べ物の名前をすぐに覚えます。その他、睡眠欲は学習と絡め難いですし、性欲だと場合によってはトラブルの元です(笑)。やはり食欲を活用すべきだと思います。中国に住んでいるとある程度は食べ物の名前を覚えないと食事ができません。いつも日本料理屋ばかりだと高くつきますし、どんなに美味しくてもそのうち飽きてしまいます。いろんなローカルフードに挑戦して食を楽しみながら中国語の語彙も増やしましょう。
美味しくてまた食べたいと思う料理の名前を覚えるのが一般的です。渇望するようなものほどしっかり覚えます。私の場合は、烤羊肉串,夫妻肺片などです。よくある失敗が、メニューの中から適当に選んだものが出てきて、食べてみたら意外にも美味しかった。でも、メニューを下げられていてそれが何という名前だったか分からない、とか、メニューがあってもどれだったか覚えていないということです。服務員に聞けばいいのですが、それができないのが中級レベルの学習者の悲しいところです。だからやはり頼んだ料理の名前をメモしておく等の工夫が必要です。そして、意外と重要なのが二度と食べたくない不味い料理の名前を覚えることです。中国料理は多彩で良いのですが、見た目と味が全然違ってガッカリするものがよくあります。焼きそばっぽい味かと思って食べたら甘酢味だったとか、中国料理あるあるです。大抵の場合、見た目で好きな味を想像して注文するので、次回も見た目で同じものを頼んでしまうリスクが高いです。幸せな食生活のために、嫌いなものの方もしっかりメモして覚えるようにしましょう。