中国の有名な郷土料理である臭豆腐、2016年には日本のJR関西本線の列車を腐臭による運行停止に追い込んだほど、強烈な臭いがするものもあります。北の方が南よりも臭いがキツイなと思っていたのですが、種類が違うそうです。一つは北京など華北で食べられているもので、豆腐にケカビを生やしてから塩水に浸けて作るもので、強烈な腐臭がします。もう一つは華南地区や台湾、香港で食べられているもので、豆腐を主に植物性の発酵液に浸けて風味をつけたもので、揚げ物にして食べられるケースが多いです。
そんな臭豆腐ですが、一体どれくらいの中国人が好きなのかと疑問に思って、微信でアンケートをとったことがあります。40人ほどが回答してくれて、好きと答えたのは3割くらい、嫌いと答えたのも3割くらいでした。年配の人の方が好きと答えた人の割合が多かったです。地域差が大きい食べ物なので好みも地域によって異なるのだろうとは思いますが、意外と支持者が少ない印象を持ちました。
中国通になりたい皆様、無理に臭豆腐を好きにならなくてもよさそうですよ。