早口言葉をマスターする(★★★★)

多くの人が中国語の発音練習の方法のひとつとして、早口言葉を推奨しています。中国語は発音がとても重要ですし、間違えると思うように相手に伝わりません。早口言葉はそもそも言いにくい言葉を繋げて作られているので、それを練習することで声調や発音の違いを理解しやすくなります。

私も学習初期に先生に練習させられました。一番最初にやったのが定番の「四是四十是十十四是十四四十是四十」です。これはかなりしつこく言わされて当時はスラスラ口から出るようになっていました。shi,si,xi,chiなどの多用は定番で、「石老师吃柿子、一天吃四个柿子。十天吃四十个柿子」も練習させられました。「西施死时四十四」というのもあり、北京の人がshi、xi、siの発音の区別が苦手な上海人に言わせてからかうことがあるそうです。

私が好きなのは「妈妈骑马、马慢、妈妈骂马」(Mā ma qí mǎ ,mǎ màn ,mā ma mà mǎ./お母さんは、馬に乗る。馬が遅くて、お母さんは馬をののしる)です。発音も内容も愉快です。

あと早口言葉と言えるのか分かりませんが「说曹操,曹操就到」(曹操の話をすると曹操がやってくる=噂をすれば影が差す)も好きです。三国志での曹操の恐いイメージから生まれたことわざのようです。

早口言葉の練習は発音のいいトレーニングになりますし、いくつかスラスラ言えると中国人ネイティブも感心してくれて面白いので、是非やってみて下さい。

面白そうな早口言葉の本を紹介しておきます。

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