字幕なしでリスニングの練習をする

言語学習に映画を使うのは良い方法です。字幕を読んで鑑賞で終えるのではなく、その後字幕なしで観てリスニングの練習することをお勧めします。

字幕を見ている時はどうしても文字を追うことに集中しています。集中し過ぎるがあまりにセリフを聞いていなかったり人物の仕草やゼスチャー、表情や口の動きを見ていなかったりします。つまり実質的にはリスニングの練習になっていません。字幕を読んで内容を理解したという、いわば読書と同じリーディングの段階です。リスニングの練習をするためには字幕なしで観る必要があります。字幕が見えているとどうしても目がそちらに行きがちなので完全に消してしまうことをお勧めします。

特に日本人は中国語の読み書きはできても聞く話すができない傾向があるので、リスニングに力を入れる必要があります。字幕で内容を把握した上で、字幕なしで繰り返し観てリスニングの練習をすることをお勧めします。映画をいきいきと鑑賞できて楽しいです。

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