外国語を学ぶことの意外なメリット

私は義務教育で英語を勉強しましたし、スペイン語もやってみました。(ほぼ撃沈でしたが…)そして現在は中国語をやっています。残念ながらどれも大した結果に繋がっていないのが現状ですが、外国語を学習することで合わせて向上する、対象言語そのものとは別の能力がある気がしていました。

ネットでいろんな方が検証結果を発表していました。まず言語にまつわる能力としては「母国語も合わせて進歩する」「総合的にコミュニケーションが上手くなり外交的で人に好かれるようになる」等々があります。それらは一般に想像できるしその通りだと思います。

「数学を始めあらゆる学習が速くなる」これについてはアメリカマサチューセッツでの研究で立証されたそうです。言語学習は論理的思考能力や記憶力の向上に寄与するそうです。

個人的に実感するのが「創造性が向上する」です。新言語を学習することで母国語にはない思考回路や視点を獲得できる上、使い慣れていない言葉で物事を考えて伝えようとすることが知識を駆使して最適策を見出す訓練になり、創造性が高まるそうです。私は創造力が他と比べて高いという訳ではないですが、自分自身の過去と現在の比較において、中国語を学習し始めてから新たな思い付きや業務課題の新たな解決策が広く発案できるようになってきたと思っています。

嬉しい驚きは「アルツハイマーや認知症などの脳の病気を予防する」ことです。2つ以上の言語を話すと脳の中の神経経路を増やすことになり、情報処理のチャンネルが増えるという研究をアメリカ神経学学会が発表しているそうです。それによって脳の病気の予防になるか或いは発症を4.5年遅らせることができるそうです。

私のように中国語学習に伸び悩みを感じ、挫折しかかっている人も多いと思いますが、言語そのものがなかなか習得できなくてもその他の能力が向上している、特に脳の病気の予防になっていることを踏まえて、気を取り直して頑張っていきましょう。

Audible (オーディブル) – 本を聴くAmazonのサービス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です