中国語と日本語の関係を調べる(★★★)

言語に興味がある人には特に面白いと思うのですが、現代中国語と日本語の関係を調べることで楽しく覚えられるかもしれません。

日本の漢字や多くの言葉が中国から来ている訳ですが、日本から中国に逆輸入された言葉もたくさんあるようです。こう言った言葉は和製漢語と呼ばれて、19世紀から20世紀初期に日本で作られて中国で普及しました。中国が近代化を遂げる過程で、中国人留学生によって日本の書物が多く翻訳されたことが大きいようです。日本が西洋から言葉の概念を日本語に翻訳したものと、日本にもともとあったものの2種類があるそうです。意識/運動/階級/共和/失恋/系統/電話/電気/旅行/科学/歴史/哲学/病院/派出所/弁当/寿司/文化/雑誌/投資/企業/広告/国際/社会などがそれに当たります。まさか日本語から中国語になったなどと思いもしない言葉が沢山あっておもしろいです。そして最近では日本のアニメやドラマの人気によって改めて日本のいろんな流行り言葉が中国語になっています。壁咚、壁ドンです。萌、萌えるです。现充、リア充です。卡哇伊、可愛いです。大丈夫、文字通り大丈夫で、真的大丈夫?みたいな使われ方をしています。草食男、肉食女、そのままです。

一方の日本語には中国語が語源の言葉が大量にある訳ですが、面白いものもあります。日本語の「まあまあ」、これは中国語の「马马虎虎」が語源だとか?あるいは「ちんぷんかんぷん」、これは「听不懂看不懂」が語源だとか?賛否両論があるようなので断言はできませんが、そう聞くと面白くてすぐに覚えてしまいます。

漢字言語同士のお隣さん、これからも互いに影響しあって上手に発展していけたらと思います。

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