やる気になる学習場所を見付ける(★★★★)

自宅での学習スペースの確保もさることながら、自宅以外での学習の場の確保も重要です。一人で学習しているとモチベーション面で行き詰まることがあり、そんな時に他の人が学習している中に身を置くと周囲に影響されてやる気になったりします。「みんな頑張っている、私も頑張ろう!」ということです。つまり勉強場所の中でも単なる空きスペースではなく、比較的たくさん人がいてそれぞれが黙々と勉強に取り組んでいるような場所が理想です。

高校生や大学生なら学校や予備校の教室や図書館の自習スペースなど、選択肢はいろいろありますが、学生ではない大人にはなかなか身近にいい場所がないものです。地元の公民館などでは、近所の人に会ったりして勉強しているのがなんとなく照れくさかったり、話に花が咲いて勉強にならなかったりします。私としては大学の図書館や学習スペースがお勧めです。学びの環境に身を置くと気が引き締まりますし、学生さんたちもたくさんいて勉強しているので影響されてその気になり易いです。一般開放しているかどうか問い合わせてみると良いと思います。国公立大学や大きな私立大学なら使わせてもらえる可能性が高いと思います。適当な大学がない場合は、街中の比較的大きな図書館や文化交流センターなどで、自習している人が多い場所を探すべきかと思います。

私は日本でも外国でも行く先々で地元の大学を見に行くのが好きです。環境や建築物、若い学生さんたちの様子を眺めることもさることながら、やはり一番の理由は自分の学ぶ意欲が刺激されるからです。特に中国の大学では、休日には日本とは比較にならないほど多くの学生が図書館や教室で勉強して、大いに刺激を受けます。基本的に全学生が大学敷地内の寮で生活していることもありますが、子供の頃から勉強漬けの日々を送ってきているので学習に対して非常に真面目であることが起因していると思います。多くの中国の大学は開放的で一般人でも自由に入って(近年ゲート管理が導入されるところも出てきましたが)使えるところが多いので、中国在住の人は是非一度見に行ってみて下さい。私はたまにシラっと教室に入って自習することがあります。規則的に良いのかどうか分かりませんが、学生さんに聞くと問題ないと言いますし、これまでにつまみ出されたこともありません。

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