中国は5/1から労働節の休暇に入っています。報道によると1.2億人もの人が国内移動をするそうです。中国国内はコロナが終息に向かってはいますが、労働節の大移動がコロナ第二波を発生させるのではないかと危惧されています。政府も観光地への立ち入りを制限するなど警戒をしています。微信のページでは都市ごとの危険度が高中低でリアルタイムで表示されるようになっていて立ち入りを制限(立ち入ったら出た時に14日間隔離)するなど工夫しています。
コロナ自粛からの開放感、春の陽気、連休の楽しみでウキウキする気持ちはよく分かります。私の周囲にもさすがに危険地域の北京や哈爾濱(4/30時点)には行かないものの、実家に帰省したり小旅行に行ったりする人はたくさんいます。一度痛い目にあっているだけに自家用車を使うとかマスクは常時着用するとかの対策はとっています。しかし人の接点が増えれば増えるほど感染リスクは高まる訳ですからやはり危険な状態だと思います。
あくまで日本人との比較ですが、中国人は危険時は極端に怯える人が多く、逆に危険が去った雰囲気になると過度に調子に乗る人が多いと思います。感情のままストレートに行動する、そんな1.2億人が浮かれて動く。本当に気を付けて欲しいものです。