中国人の知人と微信でチャットをすると、生きた言い回しや小粋な表現に触れられます。それらを丸覚えすることで表現力を豊かにすることができます。
一対一のチャットでは相手が気を遣って、日本人に分かりやすい表現を使ってくれたりします。これは有難いことなのですが、中国語の勉強という意味ではあまり良くはありません。相手には遠慮なく通常の言い回しを使ってもらう、あるいはグループチャットで中国人同士が交信している言葉に注目するのが良いと思います。
注目したいのはテキスト学習だけでは事前な使い方が分からない、ニュアンスが加味されたような表現です。
怎么回事(何事?)、肯定可以啊(きっといいよ)、有点逗(ちょっとからかう)、摔了一跤(つまづいて転んだ)、大意了(油断した)、怪胎(変わり者)、迷住了(魅せられた)、无所谓(どうでも良い)、愚蠢的事情(ばかなこと)、无比珍贵的(この上なく貴重な)などなど。
チャット会話の中で出てくると、どういう状況で使う言葉なのかよく分かります。なので自分からも自信を持って発信することができて、頻繁に使っているうちに自然と丸覚えできます。有用な表現をたくさんストックしておきましょう。