外国人のリスク

社会が急速に発展してすごく住みやすい環境に変わってきた中国ですが、外国人にとってはまだ難しい部分があります。現在困っているのは新幹線のチケットの購入です。中国人はネットで予約して身分証をかざすだけでOKですが、外国人にはそれができません。

アプリを使って予約まではできます。でもチケットを受け取るには発券所の窓口に並ばないといけません。自動発券機にパスポートの表示がありますが使えません。中国の駅は広くて発券所が遠くにあったり、中国人で並ぶ人はその場で列車を確認しながら購入したりするので、場合によっては非常に長い時間かかります。

だから私は出発の一時間前には駅に行くようにしています。

先日中国人の同僚たちと出張した際に悲劇は起こりました。大連から長春に移動するために朝の新幹線を予約して、タクシーで駅に向かったのですが、通勤ラッシュで大渋滞。同僚には外国人はチケット購入手続きが必要、余分な時間がかかるから早めに着きたいと伝えていたのですが、結局駅に着いたのは発車10分前。同僚たちは直接身分証で入れるので間に合うのですが私が間に合わない。同僚が駅員さんに強く交渉してくれたのですが、当然ダメなものはダメ。停車駅の関係で二時間後の列車に乗ることになってしまいました。

いずれは外国人にも便利な仕組みに変わっていくと思いますが、今のところはリスクを想定した行動を心がける必要があります。

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