街で見かけた単語を覚えていく(★★★)

中国に住んでいる人限定にはなりますが、外出した際に看板や標識に書いてある知らない単語を調べて覚えていくという方法です。日常生活で必要になる言葉の網羅性を高めるという意味で有効だろうと考え、外出のたびに見かける知らない言葉を辞書アプリで調べることにしています。実際これで一定の成果が上がっているように思います。「あの時あそこに書いてあったな」などとその風景や出来事も含めて覚えるので記憶に残りやすいように思います。

中でも中国ユニークで面白いなと思うのがスローガンです。日本とは比べものにならないほど多いです。横断幕、垂幕、貼り紙、のぼり、ポスターなど掲載様式も様々です。共産党の方針や政府の政策についての宣伝や民衆教化が目的なので各地で同じものを目にすることが多いです。内容は社会主義の核心価値観をはじめ、「保护环境是我们的义务」や「向前一小步,文明一大步」「喝酒不开车,开车不喝酒」といった一般的なものから、習近平体制になって掲げられた「中国梦」「打黑」関係など、面白いものが多いので、記憶に残りやすいです。

ただ、効果を上げるために注意すべき点があります。それは、調べただけではすぐに忘れるので記録が必要ということです。記憶力の優れた方なら問題ないのでしょうが、私のような一般人は調べたからといってすぐに覚えられるものではありません。知らない単語を見つけた時に辞書アプリで調べるまでは良いのですが、意味が分かったらなるほど~と満足してしまいそこで終わり。そのままキレイさっぱり忘れてしまうことが多々あります。結果、次回同じ単語を見かけたら知らないものとしてまた調べ、あれ?これ以前も調べたような???となる、あるいは以前調べたことすら思い出せないようなこともあります。こんなことではもったいないので、やはりメモを取るとか写真を撮っておくとかの、再確認〜定着のための記録が必要です。煩わしいですが頑張りましょう。

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