絵文字は便利です。日本人が使い始めLINEで有用性が広く知れ渡り、今では世界中で様々な文章やアプリなどで使われています。言葉では表現するのが難しい感情やニュアンスを視覚的に一瞬で伝えてくれます。中国のWeChatにも多種多様な絵文字があり増え続けていて、ほとんど絵文字だけでチャットができたりします。特に中国語が下手な外国人には強い味方、言葉が出てこない時や表現や文字の選択に自信がない時などには絵文字で意思を伝えることができます。和やかな柔らかい雰囲気も作り出せて友達同士のやり取りには使い勝手がいいです。
しかし中国語を上達させたいのなら絵文字に頼るのは危険です。メリットの裏返しで、絵文字に逃げ、文章表現を考えなくなって語学力は低下します。語学学習者としては絵文字に慣れ切ってしまってはいけません。
とはいえ、表現力が乏しいままいきなり絵文字を完全に封印してしまうと単なる無愛想な人になってしまうので、意識的に少しずつ減らしていくのが良いと思います。絵文字を使わずに感情やニュアンスを伝えるのは思いの外難しく、いろんな文章表現を調べることになります。それらを順次覚えて使用していくことで表現力を上げていきます。
とてもいい勉強になります。是非試してみて下さい。